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歯ぎしり、食いしばりは治るのか?

1.歯ぎしり、食いしばりについて

歯ぎしり、食いしばりについて

歯ぎしり、食いしばりとは

歯ぎしりや食いしばりとは歯を上下の歯を必要以上に強く噛みしめる悪い癖の事を言います。
ブラキシズム(口腔内悪習慣)とも呼ばれ、歯に余計な力をかけてしまう事により、削れたりかけたり場合によっては歯周病の要因にもなります。
主にストレスや不安、緊張などの心理的要因によって引き起こされることが原因です。
食いしばりは、睡眠中に無意識に行われることもありますが、日中にも起こることがあります。
長期間にわたって食いしばりが続くと、歯や顎の周囲の筋肉に負担がかかり、歯の摩耗や顎関節症の原因となることがあります。

歯ぎしりと食いしばりってどう違う?

歯ぎしりと食いしばりってどう違う?

歯ぎしりは、歯同士を擦り合わせるようにして強く噛みしめる行為を指し主に横方向に力がかかります。
主に睡眠中に無意識に行われることが多く、歯と歯の間で摩擦が発生し、歯の摩耗やダメージを引き起こす可能性があります。

一方、食いしばりは、歯を強く噛みしめることを指しますが、歯同士を擦り合わせるわけではなく縦宝庫に力が入ります。
通常は口が閉じた状態で行われ、歯を固く食いしばることで顎や顔の筋肉に緊張を生じさせます。
一般的な成人の噛む力は主に自分の体重と同じくらいですが、夜間の食いしばりはおよそ2~5倍にもなるといわれおります…。

2.歯ぎしり、食いしばりの原因

歯ぎしりの原因はストレスや不安?

歯ぎしりの原因はストレスや不安?

感情的な負荷やストレスが歯ぎしりの主な原因と考えられています。
日常生活でのプレッシャーや心配事が増えると、無意識に歯ぎしりをすることがあります。

歯ぎしりの原因は不良咬合(かみあわせ)?

歯ぎしりの原因は不良咬合(かみあわせ)?

正しいかみ合わせがないと、歯ぎしりのリスクが高まる可能性があります。
上下の歯が適切に噛み合わない場合、歯ぎしりが生じることがあります。

歯ぎしりの原因は緊張や筋肉のこわばり?

歯ぎしりの原因は緊張や筋肉のこわばり?

顎や顔の筋肉の緊張が歯ぎしりを引き起こす場合があります。
長時間の疲労や緊張、不良姿勢などが原因となることもあります。

歯ぎしりの原因は睡眠障害?

歯ぎしりの原因は睡眠障害?

睡眠時無呼吸症候群や過度の興奮状態など、睡眠に関連する障害が歯ぎしりを引き起こすことがあります。

3.歯ぎしり・食いしばりのセルフチェック

1. 睡眠中に歯や顎を強く噛んだり、擦り合わせたりすることがありますか?
2. 睡眠中に歯ぎしりを指摘されたことはありますか?
3. 起床時に顎の痛みや緊張感を感じることがありますか?
4. 起床時に頭痛や顔の痛みを感じることがありますか?
5. 歯に歯形が残っていることがありますか?
6. 歯や歯茎に異常な摩耗や損傷が見られますか?
7. ストレスや不安を抱えていることが多いですか?

※上記一つでもあてはまるようなら、歯ぎしり、食いしばりの可能性があります。
一度ご来院され健診されることをおすすめします。

4.歯ぎしり・食いしばりに対する治療方法

歯ぎしり、食いしばりは上記でお伝えした通り、原因がさまざまございます。
症状に応じた治療・対応方法が必要です。

ストレスや、お悩みから歯ぎしりや食いしばりを行ってしまう場合はストレスを軽減させることが一番です。
十分な睡眠、早起きし散歩などされるのもいいかもしれません。
ストレスが軽減することで歯ぎしりや食いしばりが収まっている事もごじます。

顎関節症の場合治療が必要です。

顎関節症とは

顎関節症とは

顎の関節や周りの組織に問題が生じる状態を指します。
主な症状は、顎の痛みや制限された口の開け閉め、顎関節周辺の筋肉の緊張などです。

顎関節症の原因は様々で、例えば以下のようなことが挙げられます。

・関節を傷つける事故や外傷
・関節の変形や異常な成長
・不適切なかみ合わせや咬筋の使用
・ストレスや不適切な姿勢

顎関節症の治療法は症状の程度によって異なりますが、一般的な方法には以下があります。

・痛みや炎症の軽減のための薬物療法
・物理療法やエクササイズで筋肉の緊張を緩和する
・マウスガードの使用による保護とストレスの軽減
・歯科治療によるかみ合わせの調整

歯医者の治療方法

・痛みや炎症の軽減のための薬物療法
・物理療法やエクササイズで筋肉の緊張を緩和する
・マウスガードの使用による保護とストレスの軽減
・歯科治療によるかみ合わせの調整

4.歯医者の治療方法

マウスピース治療・歯科矯正

歯ぎしりによって摩耗や痛みが起きることがありますが、それを防ぐために適しているのがマウスピース治療です。

マウスピースは、上下の歯列に合うように作られます。
歯の表面を保護し、歯ぎしりや食いしばりの力を均等に分散する役割を果たします。

マウスピースを装着することで、歯へのダメージを軽減し、痛みや摩耗を防ぐことができます。
また、マウスピースは顎関節にも負荷を軽減し、症状の改善にも役立ちます。

治療期間は個人差があります。
またかみ合わせが悪いことから歯ぎしりや食いしばりの症状が出ている場合は歯科矯正により、歯ならびの改善する事もできます。

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