八重歯はかわいいしそのままでいい?
1.八重歯とは?
八重歯というと1犬歯(※1)をさすようなイメージですが、飛び出して生えてしまった歯の総称として八重歯と言います。
なぜ八重歯と呼ばれているかというと、「八重」という言葉は、重なっている様子を表現しており、八重歯の他にも「八重桜」や「八重衣」という言葉があります。
日本独自の表現となります。
正式には「上顎犬歯の低位唇側転位(ていいしんそくてんい)」と言います。
日本では八重歯の女の子はかわいい。などとよく言われおりますが、場合によっては治療しないと虫歯や歯周病になってしまう危険があります。
欧米ではあまりいい印象はもたれないようです。
八重歯は遺伝的な要素によって引き起こされることがあり、親子で八重歯という方もいらっしゃいます。
2.八重歯となってしまう原因
八重歯の原因はいくつかあります。一つ目は遺伝的な要素です。
ご両親やご祖父のかたで八重歯の方がいるのなら、遺伝的な傾向があると考えられています。
二つ目は生えるスペースがなくなったしまい八重歯となってしまうケースです。
基本的に歯は前歯から奥歯の順に生え変わっていきます。
1犬歯(※1)は比較的に生え変わるタイミングが遅く、生え変わるタイミングには他の歯が生えそろっており、生えるスペースを失った歯が、飛び出して生え来てしまい、八重歯になってしまった…
といったケースです。
他にも顎が小さい、他の歯が大きいなど様々な要因があります。
・八重歯は女性が多い?
また八重歯というと、女性。
という印象を受けますが、それは女性の方が歯の生え変わりが早い傾向にあり、八重歯になりやすいです。
もちろん男性にも八重歯の方はいます。
・八重歯はなぜ尖っているの?
八重歯は、前述のとおり、生えるスペースを失ってしまった歯が行き場をなくし尖ってはえてしまう事もあります。
3.八重歯を放置するとどうなる?
1.歯並びの問題
八重歯が他の歯と比べて突出しているため、歯並びが悪く見えてしまいます。
日本では八重歯の女性はかわいいというイメージがありますが、海外では悪い印象を与える可能性があります。
海外で活動をされる目標などがある方は改善された方がいいかもしれません。
2.日頃のケアが困難になる
八重歯になってしまうと歯と歯の間に隙間ができてしまうため、磨き残しが多くなってしまいます。
必然的に歯垢や歯石がたまりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。
3.咀嚼機能の影響
八重歯になると噛み合わせが悪くなります。
そのためうまく咀嚼が出来ず、食物をうまく噛み切れなく消化不良に陥る事もあります。
または八重歯ではうまく噛み切れないため、違う歯で食物を噛むようになり他の歯への負担が大きくなります。
4.症状による八重歯の治療方法
八重歯というと1犬歯(※1)をさすようなイメージですが、飛び出して生えてしまった歯の総称として八重歯と言います。
なぜ八重歯と呼ばれているかというと、「八重」という言葉は、重なっている様子を表現しており、八重歯の他にも「八重桜」や「八重衣」という言葉があります。
日本独自の表現となります。
正式には「上顎犬歯の低位唇側転位(ていいしんそくてんい)」と言います。
日本では八重歯の女の子はかわいい。などとよく言われおりますが、場合によっては治療しないと虫歯や歯周病になってしまう危険があります。
欧米ではあまりいい印象はもたれないようです。
八重歯は遺伝的な要素によって引き起こされることがあり、親子で八重歯という方もいらっしゃいます。
4. 八重歯治療の流れ
1. 初診・カウンセリング
歯の状態や歯並び顎の状態の確認、レントゲンによる撮影を行います。
2. 治療計画の作成
レントゲン撮影や診断結果をもとに最適な治療方法を作成しお伝えいたします。
いくつかのプランからご意向にあった治療方法により治療を開始いたします。
3. 八重歯治療開始
レントゲン撮影や診断結果をもとに最適な治療方法を作成しお伝えいたします。
いくつかのプランからご意向にあった治療方法により治療を開始いたします。
4. 定期的にチェック
レントゲン撮影や診断結果をもとに最適な治療方法を作成しお伝えいたします。
いくつかのプランからご意向にあった治療方法により治療を開始いたします。
5.治療完了
歯並びがきれいになりましたら、治療完了となります。
期間は状況によりことなりますが、半年から2年位かかります。
6.定期健診
定期的に健診にお越しいただければ、その時に応じた処置やご自身でのケア方法をお伝え出来ます。
※犬歯とは
犬歯とは、通常、前歯の隣に位置し、尖った形状をしている歯のことを指します。
犬歯は一対で上下に配置されており、他の歯と比べてやや大きく、鋭い形状をしています。
この形状は、肉をかみ切るためや、食物を引き裂くために適しています。
また、犬歯は口腔内の美容的な要素でもあり、笑顔や口元のバランスにも影響を与えることがあります。