歯周病チェック
- 歯を磨くと時々歯ぐきから血が出る
- 歯がぐらぐらと揺れる感じがする
- 朝起きたとき、口の中がネバつく感じがある
- 口臭があるかもしれないと気になるときがある
- 歯茎が赤く、腫れたり痛むときがある
- 冷たい水を飲むと歯がしみて痛い
- 歯茎を押さえると膿が出るときがある
- 歯ぐきがむずむずする
- 歯と歯の間に物がよくはさまる
- 前よりも歯ぐきが下がってきたような気がする
成人の80%が歯周病!?
厚生労働省が行った調査によると、日本人の成人のうち約80%もの人が歯周病にかかっているという結果になっています。また、近年、小・中学校の学校歯科検診においても歯周病と診断されある自動が増えているという報告も上がってきています。
歯周病とは、細菌性のプラーク(歯垢)による細菌感染症です。その細菌が歯と歯茎の間に住み着いて、毒素を吐き出すのです。その毒素によって、歯を支えている骨(歯槽骨)を徐々に溶かして行きます。
その結果、歯茎が腫れてしまったり、出血してしまったり、最悪の場合には歯が抜けてしまうこともあります。
「徐々に」溶かして行くため、自分では気づかない間に進行してしまう怖い病気なのです。そのため80%もの人が歯周病に気がついていない、という結果になっているのです。
歯周病が巻き起こす病気
歯周病は歯を失うだけでなく、歯周病菌を原因とした全身疾患とも深く関わっていることがわかってきました。
ハート歯科クリニックの歯周病治療に対する考え方
歯周病は、歯を失う原因第一位(約42%)となっています。(虫歯は32%です。)ハート歯科クリニックでは、軽度な歯周病から重度な歯周病までの歯周病治療を対応しております。

「歯を抜かない、歯を残す」ということを第一に考え、従来の歯周病治療からさらに研究を進めた「歯周内科治療」を取り入れています。
ハート歯科クリニックの歯周内科治療について
従来からの歯周病の治療法と言えば、歯磨き指導と歯石の除去をするなどのお掃除が基本でした。
しかし、この基本治療だけでは、歯肉の炎症がとれず、歯肉の腫れや出血・口臭で悩まれ、治療をしていても歯周病で歯を失う方がおられます。
ハート歯科クリニックでは、顕微鏡検査を使った歯周内科治療により、原因菌を特定し、その菌にあった薬によって、しっかりと除菌することができます。
この治療法は21世紀に入ってから行われている方法で、「顕微鏡を使った歯周内科治療」です。
顕微鏡検査のススメ
ハート歯科クリニックでは位相差顕微鏡(いそうさけんびきょう)という顕微鏡を使って治療を進めます。
はじめて聞いた名前の顕微鏡ですよね?この位相差顕微鏡は、なんと生きたままの細胞を観察できる顕微鏡で、その場でお口の中の細菌の状況を確認できるのです。
この顕微鏡を使うことで、お口の中にいる細菌の種類や数を検査して、その細菌に合った薬を服用することで体の内側から治療を行います。
また、細菌、カビを取り除く歯磨き粉を使って体の外側から治療を行います。さらに歯石除去を行うことで、しっかりと細菌とカビを除去していきます。
これらの治療により、ハート歯科クリニックでは90%以上の患者さんが歯周病を治してまいりました。
ハート歯科クリニックでは、位相差顕微鏡でお口の中にいる細菌を確認することが最大のポイントだと考えています。歯周病菌の種類と数を把握することで、歯周病に効く内服薬を選択し、治療を進めてまいります。